玄関リフォームでお悩みの方はいらっしゃいませんか？
『湿気がこもるようになった。』
『無駄なスペースができてしまった。』
リフォーム後に、このような経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
家の印象を決める、玄関のリフォームで後悔したくありませんよね。
そこで今回は、名張市の方に向けて、注文住宅で快適な玄関の具体例やポイントについてご紹介します。

□住宅における玄関とは？

玄関とは、建物の主要な出入り口のことです。
家の中と外を隔てるしきりがあり、だれでも入れる場所ではありません。
そのため「家の中と外を行き来するための準備をする場」が玄関になります。
また、玄関のたたずまいから家の第一印象が決まるとされ、「家の顔」とも呼ばれます。

□玄関を快適にするためには？

＊バリアフリーを考慮しよう

上がり框(かまち)の高さに注意しましょう。
上がり框とは、玄関で靴を脱いで跨ぐ段差の上端に、水平に取り付けられる横木のことを言います。
この高さは一般的には360㎜程度ですが、靴の履きやすさを優先する場合、30㎜程度まで低くできます。
玄関先の上り下りがきつい高齢者のために、手すりの設置も検討した方が良いでしょう。
手すりの他にスロープを作りたい場合、ある程度の面積がないと難しいです。
狭いスペースに作ると、段差ができてケガにつながります。

＊収納スペースを考えよう

収納スペースをただ多くすればいいわけではありません。
背の高い収納棚は、収納スペースが増えますが、窮屈な印象を与えます。
上部と下部に収納棚を分けることで、窮屈さを軽減し、飾り棚としてスペースを活用できます。
また、あまり広くない玄関には、腰型の収納棚がおすすめです。
配置場所としては、玄関の土間とホールの間に置くことをおすすめします。
汚れた靴をしまいやすく、土間に降りることなく使う靴が取れるだけでなく、余った土間部分のスペースには傘立てを置けます。
上がり框の下に引き出し収納をつくれば、玄関にスッキリとした印象を与えられます。

＊玄関のデザインをこだわろう

玄関ドアは外観にも影響を与えます。
そのため、外観や室内とのバランスを考えたデザインをすると良いでしょう。
また、玄関はとても汚れやすい場所です。
そのため、白っぽい色だと汚れが目立つことがあります。
ただし、色が暗すぎても、玄関の印象が悪くなるため、中間色や模様がついている大理石や木目調を使うことをおすすめします。
また、鏡を張ることで、玄関に開放感を与えられます。
ホールに設置すれば、外出するときに身だしなみをチェックできます。
玄関の照明についても考える必要があります。
玄関のイメージに合わせて、空間を照らす天井灯や飾りのための照明を考えます。
窓を取り付けることで、自然光を入れて明るく開放的な玄関を作れます。

＊防犯対策をしよう

リフォームの際には、防犯対策をすることをおすすめします。
侵入方法は主にピッキングや鍵穴壊し、こじ破りが挙げられます。
簡単な対策として、鍵を2つ設置すれば安全性は上がります。
空き巣は解錠に5分以上かかると約7割が諦め、10分以上かかると約9割が諦めると言われています。
鍵穴を2カ所壊す必要があるので、時間がかかる2ロックは侵入しにくくなります。
ピッキングを防ぐために、鍵カバーを取り付けることや、防犯性の高いディンプルキーやカードキーを使うこともおすすめします。
また、センサー付きの常夜灯は、人を感知すると周囲を明るく照らします。
近所に住む人に見つかる確率が高まるので、侵入者の抑止力となるでしょう。

□まとめ

今回は、名張市の方に向けて、注文住宅で快適な玄関の具体例やポイントについてご紹介しました。
玄関は家の第一印象を決める重要な場所です。
家づくりは初めての方がほとんどだと思いますので、過去に当社にご相談された方がどのようなところにも注目していたのか新築一戸建ての施工事例も参考にしてみてください。