2020.05.23 | by STAFF
お家づくり
注文住宅をご検討中の方必読!土地を買ったらお祓いって必要なの?
「新築を建てるときのお祓いは何をしているのか。」
「購入した土地にはお祓いをする必要があるのか。」
このような疑問をお持ちの方はいませんか。
実際に土地を購入したときに、お祓いをすべきかどうか悩む方は多いでしょう。
そこで、今回は住宅のための土地を購入した際のお祓いについて解説します。
□家を建てるときのお祓い
*地鎮祭とは
家を建てる工事の前に、神主がお祓いをすることを地鎮祭(じちんさい)と呼びます。
工事の無事と、そこで暮らし始める住人が安心して暮らせるように、土地に対して感謝をする儀式です。
建物を建てる許可を得るために、土地の神々を鎮める効果があると言われています。
*地鎮祭は必要なのか
それでは地鎮祭は欠かせないものなのかというと、そうではありません。
地鎮祭を行う方は、伝統を重んじる方や安全を願う方が多いです。
5万円程度とされているコストをかけるのが厳しい場合や、忙しくて時間が取れないという方は地鎮祭を行わないこともあります。
*地鎮祭以外のお祓いの儀式もある
地鎮祭の他にも、家屋が完成したあとに行う竣工式(しゅんこうしき)や、建物の基礎が出来上がって行う上棟式(じょうとうしき)があります。
それぞれが大工さんへの感謝の気持ちを伝え、新しい家の幸福を祈願するために行われます。
□地鎮祭を行う流れとは
流れを全て紐解くと非常に長いですが、基本的に神主が仕切るため指示に従いましょう。
式中の流れを紹介します。
始めに、神主が挨拶と解説をします。
施主が挨拶をすることはほとんどないので、安心してください。
2番目は修祓(しゅばつ)の儀で、神主により参列者を清めます。
参列者が一斉に頭を下げて、神主が大麻を参列者に向かって払います。
3番目は降神(こうしん)の儀で、土地の神様を迎えます。
神主が声を出し、神を迎えている間、参列者は頭を下げる必要があります。
4番目は献饌(けんせん)で、お供え物を神様へと捧げます。
水や酒などが入った容器のふたを開けますが、参列者は参加せず静かに見ておきましょう。
5番目は祝詞奏上(のりとそうじょう)で、工事やその後の暮らしの成功を祈ります。
神主により、施主や施工業者の名前が入った祝詞が読まれます。
6番目は四方祓(しほうばらい)で、施主と家族が交互に酒や切った麻を土地の角にまき、お祓いをします。
どちらが先にやるかは特に決まっていません。
7番目は地鎮(じちん)の儀で、「エイ」と声を出しながら、施主と施工業者が鋤(すき)や、桑(くわ)を盛砂に入れます。
基本的に、家族は1名のみが行うので、通常は旦那さんのみが参加することが多いでしょう。
8番目は玉串奉奠(たまぐしほうてん)で、紙のヌサを常緑樹の枝につけ神前に捧げる儀式です。
参列者が順に二礼二拍手一礼をして、玉串を納めます。
9番目は撤饌(てっせん)で、水や酒の容器にフタをします。
この作業は、参列者は行いません。
10番目は昇神(しょうしん)の儀で、参列者が一同に頭を下げて神様に戻ってもらいます。
このとき、神主が「オー」と声を出しながら行います。
11番目は神酒拝戴(おみきはいたい)で、お供えをした酒を参列者全員で呑みます。
神主が盃を配り、お酒を注いで乾杯をします。
飲めない事情がある方は、必ずしも飲む必要はありません。
最後に12番目は閉式の辞(へいしきのじ)で、神主が終了の掛け声や祝いの言葉を述べて終了です。
□まとめ
今回は、土地を購入した際のお祓いについて解説しました。
地鎮祭についてよく分からない方が多いかもしれませんが、記念としてやってみるのも良いでしょう。
また、家づくりの際には「LIFE LABEL」という家づくりができるアプリの利用もおすすめしております。
住宅を建てるときに役立つ機能を備えているため、ぜひご覧ください。
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