「マイホームを考え始めたけど、どのようにデザインすればいいのかわからない。」
「おしゃれで快適なリビングの作り方がわからない。」
このように思われている方必見です！
今回は、名張市の方に向けて、注文住宅のリビングに絞り、設計する際のアイデアやポイントをいくつかご紹介します。

□リビングの広さはどのくらい？

リビングを広くしたいとお考えの方は多いと思います。
リビングの広さは、家族の人数を考慮することがポイントです。
居室が1部屋の場合のLDK目安は4.5畳、2部屋以上の場合は10畳以上です。
部屋が1部屋増えることでLDKの広さは2畳増えます。
つまり、2人暮らしの場合のLDK面積は10畳、3人で12畳、4人で14畳が目安の広さです。
この広さは最低限のものなので、他にも荷物の量や他の部屋とのバランスを考えて決めることをおすすめします。

□リビングを快適にするポイント

＊吹き抜け

吹き抜けのある家は、1階と2階、さらにはそれ以上の階の間に天井や床がありません。
簡単にいえば、1階から最上階までつながっている家のことです。
一般的な家に比べ天井が高くなるので、広々とした空間になります。
2階の壁に窓を設置することで、本来なら天井や床がある位置がオープンになります。
そのため、光が取り込みやすく明るい部屋になります。
また、暖かい空気は下から上に登るため、吹き抜けにすることで部屋の中に暖かい空気がたまることを防ぎます。
開閉可能な窓を設置すれば、風通しの良い空間が作れます。
デザイン性にも優れているので、おしゃれでスタイリッシュな生活をしたい人にもおすすめです。
デメリットとしては、空間が広いので冷暖房効率が悪いことが挙げられますが、天井にファンを取り付けることで、改善できます。

＊リビング階段

リビング階段は、文字通りリビング内にある階段を指します。
敷地面積が狭く、階段のスペースとリビングのスペースを同時に取れない場合におすすめです。
また、リビングに階段があることで、個々の部屋に行くためにもリビングを通る必要があります。
そのため、自然と家族が顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションが取りやすくなります。
階段には、踏板とそれを支える骨組みだけの「スケルトン階段」を用いると、階段の圧迫感でリビングが狭く感じたり、暗さが目立ったりすることを抑えられます。
リビング階段は吹き抜けと非常に相性が良いため、このふたつの組み合わせも検討してみてはいかがでしょうか。

＊部屋の一体化

リビングとダイニングをつなぐことで、食事のときにスムーズに移動できます。
また、カウンターキッチンがついているタイプの場合、家事をしながら家族とコミュニケーションが取りやすく、小さな子どものいる家庭でも安心です。
家事動線が整っていないと、どこへ行くにも混雑しやすくストレスを感じるため、まずは家事の動線を考えた後にリビング・ダイニング・キッチンを一体化すると良いでしょう。
また、料理や掃除をするための家事動線をトイレやお風呂など普段の生活で使う動線と別に考えることで混雑を防ぎます。
デメリットはリビングからキッチンが見えやすくなることです。
そのため来客に備えて、日ごろからしっかりと整理整頓する必要があります。
リビングとウッドデッキバルコニーをつなげてもおしゃれです。
室内の床材と室外バルコニー部分の床材を同じ素材でつなげることにより、室内との一体感を醸し出します。
内部の天井から、バルコニーの下部をそのまま伸ばすことでリビングが広く感じられます。
フルフラットバルコニーは構造設計にかかわる部分なので、早めに設計担当に伝えることをおすすめします。

□まとめ

今回は、名張市の方に向けて、注文住宅のリビングに絞り設計のアイデアやポイントをいくつかご紹介しました。
吹き抜けやリビング階段を使えば、リビングの敷地面積が狭くても視覚的に広くなります。
おしゃれで快適な理想のリビングを作成するため、当社サカッソの家づくりをご確認いただき、イメージを膨らませてみてください。